こももの誕生日まであと3日

………と、言う事はあたしの仕事復帰まであと3日って事なのです。
あー………早かったなぁ、1年間。
ついこの前産んだ様な気さえするよ

思い返すと何だかジーン、とするなぁ…
予定日まで1ヶ月も早いのに、破水してしまって。
前日まで何ともなくて、3日前には検診も受けていて…まさか3月中に産まれるなんて思ってもいなかったんだよね。
早くても4月入ってからだろうなぁ…なんて勝手に思っててさ(笑)
破水したのはちょうど予定日の1ヶ月前。
本当は4月27日だったんだよね、予定日。
日をまたいで28日の夜中に産まれたこもも。
最初は中々産声が聞こえなくて、ドキドキと祈る様な気持ちだった。
でも少しして小さな声で泣いてくれた。
抱っこしたその姿は本当に小さくて、でも暖かくて……涙が出そうだったな。
しかも夜中で先生が一人しかいなくてさ。
お隣でも妊婦さんがスタンバってたから、会陰縫合されつつ記念撮影と言う無残な事をされたよ……痛いし顔ちょっと引きつってたよ、写真…それからも早産でチビちゃんだったこももは、他の赤ちゃんの様に新生児室には行けずに、奥の看護室に居たんだよね。
心臓に雑音が残ってたり、黄疸が強かったり………
1日に4回の面会時間以外は、あたしも会えない状況で。
他のお母さんたちがおっぱいあげたり、抱っこしたり、沐浴の練習したりしている時にもソレは出来なくて……同じ日に産んだお母さんたちともお話出来なかった。
何だか切なくって。
今思うと、色々お話して仲良くなっておけば良かったなぁ、なんて思えるんだけどあの時はそういう気持ちになれませんでした。
自分が5日目で退院した後も、毎日病院に通って…
その内に新生児室へ出てこれて、退院になってやっと一緒の生活が始まったんだよね。
………ただ、一緒に居れる事が、物凄く倖せだった。
隣に寝ている、小さな声で泣いている、それだけで嬉しくて泣きそうだった。
その子が、もう1歳だもんなぁ

すごく不思議な感覚です。
こんなに1年間って早いのかな、って(笑)
この子を妊娠した時、あたしはすごく悩みました。
素直に喜ぶ事が出来ませんでした。
こんな最低な自分が、親になれる訳がないとも思いました。
一番考えてはいけない選択肢まで、少し頭を過ぎりました。
何て、自分勝手で、自分の事しか考えていなかったんだろう。
今はそんな事を少しでも考えていた自分が恐ろしくて堪りません。
こももが産まれてこの手に抱いた時感じた、あの感激と幸福。
この子が居なかったら………そう思うと本当に恐ろしくて苦しくて。
この子を妊娠した時の、あの最低な自分を忘れてしまいたい時もあります。
でも、こうして今、言葉にして残しておこうと思いました。
一番考えてはいけない選択肢、ソレを万が一にでも選んでしまわなくて本当に良かった。
あたしはこもものママになれて良かった。
お腹が大きくなって、ぐにー、と動く姿に倖せを感じたあたしも、嘘ではないんだけど。
妊娠したばかりの頃からつわりが終わる頃まで、不安定で自分の事しか考えられなかったあたしも、事実なんだよね。
………こももが、こんなあたしをママに選んでくれて本当にありがたい。
何回言っても、足りないくらいだと思う。
あたしはこれからも、こももの事を目一杯、愛していこうと思います。
たまには怒る事も、苛々する事も、あるだろうけど。
この子はあたしの宝物だから。
3月28日。
あたしは仕事で朝と夜しか一緒に居れないけど。
でも、心からの大好きとおめでとうを込めてお祝いするからね

うまれてくれて、ありがとう。

生後3日目。