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2006.10.01 *Sun

歴史*妊娠~出産 「あわてんぼう」

事が起こったのは、3月27日。


25日に検診に行って「順調です」と言われ、ホッと一安心で週末を迎えのんびり過ごして……
……何も変わらず月曜日を迎えるハズ、でした。






早朝。
違和感がして目が覚める。

「まさか、ね……」

トイレに言ってその「まさか」が現実だという事を知る。
心臓がドキドキと走る。
どうしよう、どうしよう……!!


予定日、1ヶ月前。


破水していました。



……正しくはまだその時は破水の診断はされていなかったので、その可能性、でしたが。
早まっても4月に入ってからだろう、なんて思っていたんですね。
なのでもうパニック。
心の準備も、実際の準備もまだなのに、どうしよう!!
……と涙が溢れそうになる。

その時は落ち着く、なんて無理だと思った。
あたしだけかな……?(苦笑)


まだ寝ているダーにパンツ姿のまま、半泣きで(こう書くと何だか情けない)
「ねぇ、ねぇ…どうしよう……」と起こす。
当たり前だけどダーも驚いていましたが、あたしよりは冷静…だったのかな。
病院に電話して、入院準備をして、車で出発。
ダーの仕事はちょうど3月は恐ろしく忙しい時期なのですが、朝少し遅れると連絡してくれていました。

車の中でも半泣き。
「1ヶ月も早いのに、どうしよう」
「赤ちゃん、大丈夫かな」
携帯で実家に連絡を入れつつも、助手席で震えた。
「とりあえず落ち着け」
と言うダーに、その時はどうして落ち着けるんだ!と思いましたが今は感謝です。



病院に到着。
検査の結果、やはり破水。
その後、浣腸も人生初体験。
アレ…我慢出来るモンじゃないね……。
日頃仕事で患者さんにする時は「我慢して下さいねー」なんて言うけど……(汗)

当然、そのまま入院になりまして……陣痛室に案内されました。
てっきり普通の病室に案内されるものと思ってたんですね。
まだ陣痛は全然きてないし。
周りはもう既に陣痛が来ている人ばかりの様(陣痛室だもん、当たり前か)
うめき声や叫び声が聞こえるけど、何せ自分に陣痛が来ていないものだから、まだまだどこか現実感が無い。

キープの点滴やNST(分娩監視装置)と言うベビの心音・心拍数を確認する機械も付けられ、基本は寝てる状態。
破水しているのでNSTはずっと付けたままで様子を見ると言われました。

トイレは行けるけど、NSTを付けているのでその度にナースコールで看護師さんを呼んで付け外しをしてもらう。
看護師さんが忙しそうな時なんてちょっと我慢しちゃったよ……(泣)
そして、点滴棒を引っ張りヨタヨタと(コレが意外と重かった。うちの病院のはもっと軽いからどこでも軽いのかと…)
トイレひとつ自由に行けない不自由さが判りました。
自分も看護師なので仕事上、患者さんには丁寧に接しているつもりでした。
…が、今までに入院経験が無いので、今回の事で少しではあるけど実際の「患者さん」の気持ちが判った部分もあったな。
小さな事なんだけど……うん、自分が体験するとその小さな事が大変なんだよね。



27日の朝から入院となった訳ですが全然陣痛が来ない。
10時頃に来たお姉と入れ違いにダーが仕事へ戻りました。
まだこれから産まれてくるベビの名前も決定していなかったので(名前辞典を見る日々ではあったけど)お姉とはずっとその話題。

メイ「自然の漢字が入ってるのがイイんだよね…花とか、水関係とか、空関係とか…あと、漢字一文字ってのもいいなぁ」

お姉『んー……ももちゃんがいいよ、可愛くて』

「可愛いけどさ、病院の先輩の子どもがももちゃんなんだよ。だからダメ」

『えー可愛いのに』

……と、ももちゃんゴリ押しだったお姉(笑)
色々候補を出してはあーでもないこーでもない、と話し合っていました。


15時頃、お姉が一旦家に帰る事になり。
一人っていうのは少し不安でしたが、何せ陣痛はまだ来ないし(苦笑)
でもそれと入れ違いに、朝入院するとメールをした、高校時代からの親友が来てくれました!
まさか産まれる前に来てくれるとは思わず、驚きと共に感動。
飲み物をたっぷりと買い込んで来てくれました。
妊娠中にお守りもくれたんだよね、その子は。
勿論、病院にも持ってきてました、そのお守りは。
1時間弱くらいだったけど話をして帰ってしまいましたが、すごく力をもらえた。


病院の夕食が運ばれ(早いので17時頃だったかな?)食べ始める。
……と、何となくお腹が痛くなってきた。
しばらく我慢すると落ち着くのでこの時はまだ余裕がありました。
このまま明日の朝まで有効な陣痛が無ければ、翌朝にでも陣痛促進剤を使う可能性が高い、と言われていました。
なのでこのまま陣痛来ておくれ、と願いましたがソレと同時に怖さもありました。
周りの妊婦さんは続々と分娩室に行く訳ですよ。
カーテンで仕切られていたので、その状況を見る事は出来ないけど……ソレが余計に怖い。
声だけはしっかり聞こえるんだもの。


夜になり20時少し前頃だったかな。
ダーが仕事を終え、病院に戻りました。
明日になってしまうと仕事の都合上、立会いは出来ない可能性が高かったので、それも心配でした。
やっぱり傍に居て欲しかったし、一緒に出産を迎える事で父親の自覚も芽生えるかなと思っていたので。
実家の母は翌日は仕事を休めそうだ、と連絡をくれたのでソレは嬉しかったですが。



そうして21時頃。

……痛い。


21時半頃にはもうしっかりとした陣痛が来ていました。
それもいきなり間隔が短いし……!!
1ヶ月前に破水した時点で、今まで読んでいた育児書の「出産の流れ」とは違ったけれど……陣痛の間隔も違うのかよ、と(泣)

もうそれからは地獄でした。

ホンの少しの痛みの休みに、飲み物を飲んだりはしましたが次第にソレすらもしんどくなってくるし。
でも書ける時には何とか何時頃に何分間隔の陣痛、とかメモに書いていました。
段々時間も判らなくなっていって、ダーに時間を聞いたり。


あの痛みはハンパないね。
生理痛がきつくて痛み止めがないと動けないあたしが、生理痛なんて比じゃないと思う程だもの。
1分でも、30秒でもいいから、休ませてくれと思いました。
いきむな、と言われるんだけどどうしてもいきみたくなってしまう。
いきまない様にすると呼吸がうまく出来なくて息を止めるみたいになっちゃうの。
後で聞いた話だけど、ダーの手を握って爪を思い切り立てていたみたい。
スマン。

あー……でも言葉に出来ないくらいの痛みだった。
陣痛来る前は周りの妊婦さんが呻いたり叫んだりしてたので、あたしもこうなるんだろうか……と思ったら…

めちゃめちゃ叫んだし、呻いた(泣)

痛みは忘れるからまた子ども産めるんだろうけど、こうして思い出して書いてたらまた恐ろしくなってきたよ(苦笑)

陣痛の間隔が最初から短かった事も関係してたのか、子宮口も開き出したら一気にだったみたい。
その辺りの話は後でダーに聞いたんだけどね。

もう痛くて痛くて、いきみたくて息が出来なくて。

さっき呼んだばかりだったけどナースコールでナースを呼んで、見てもらったら子宮口が全開大だった!!


よっしゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!



起きるのも車椅子に乗るのも辛くてやっとだった。
分娩台に乗って、いよいよいきむ!
その時にはもう日付は28日になっていました。
立会い希望だったのでダーも隣に居ました。

陣痛があまりに痛かったので、分娩時は今思い出すと「痛くて堪らなかった」と言う印象は薄いかも。
いきんで平気なのでとにかく早く出そう!としか思ってなかった(笑)


そして。




3月28日、午前1時13分。
こもも、誕生。




初め、泣かなくて…心臓がバクバク言ったのを今でもハッキリ覚えてる。
でも少ししたら「ふぎゃぁ、ふぎゃぁ」と弱々しくではあったけど、泣いてくれた。
………本当にホッとしたなぁ。

本人は必死だったのでコレも後から聞いた話でしたが、なんと4回いきんだら産まれたらしい。
…4回、と言うか……4クール、と言った方が正しいかな?
ともかく非常に安産だったらしい。



産まれたてのこももを抱っこした時の感動は忘れられない。
小さくて軽くて、でも生きてる。
………泣けてきた。

ありがとう、って何回言っても足りないくらい。

今も思い出してウルっときた。
写真も撮ってくれたし、本当によかった。





2446g。
丸々1ヶ月間違えて産まれてしまった、あわてんぼうのこももちゃん。

「よち!27にちだぉ!」
……と思って産まれてきたのかな(笑)
3月と4月を間違えて。


……そんな話を家族でよくします(笑)
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プロフィール

メイ

Author:メイ
メイ:1981年11月生まれ。
   こもも1歳の誕生日から仕事復帰。
   若干へタレの働くママ。
こもも:2006年3月28日誕生。
    女の子。ニックネーム。
    おてんばの甘えんぼ。
ダー:1歳年下の旦那さん。
親子3人、関東在住!

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